その他の有用な情報源

以下では、これまでに挙げた資格、文献、映画以外で、個人的に参照しているもので、他の方の参考にもなるかもしれないものを、いくつか挙げてみたいと思います。

1.テレビ
損切りしました。笑
基本モニターで配信系(アマゾンプライム、YouTube等)しか観てないです。

2.海外ニュース
日本に住んでいると、海外情報の取得が不足しがちになることもあり、普段は英語の勉強も兼ねて海外ニュースを見るようにしています。
同じような英語学習のニーズがある方向けには有用かと思います。
ABC World News Tonight with David Muir

3.インターネット掲示板
個人投資家の「世論」を知るという意味で、日本・米国とも掲示板はよく参照させてもらってます。笑
ダム・マネー ウォール街を狙え!』は2021年に米国で起きたゲームストップ株騒動を描いた映画ですが、個人投資家である庶民のパワーが不当に稼いでいる機関投資家を打ち負かしたという文脈で、民主主義を支える道具としてインターネットの掲示板が描かれているのは興味深いです。

もっとも、日本の掲示板の創始者が初期段階から指摘していたことですが(「嘘は嘘であると見抜ける人でないと利用は難しい」)、ネットに飛び交う情報は一層玉石混交になりますので、リテラシーが要求されるのは注意すべきところかと思います。
(ネットで盛り上がっているからといって銘柄に安易に飛び乗らないという意味では、「自制心」といった表現の方が適切かも知れません。)

以下は、一例として、2024年頃に日本の掲示板を見ていて、個人的に学習させてもらったことの要約です。
(1)指標
・経済成長率g<資本収益率rの意味を理解する。労働による富よりも資産運用による富の方が成長が早いということ。富裕層は時間と共により裕福になる一方、労働でしか富を得られない者はいつまでも相対的に貧しいままとなる可能性が高い。
・米国だとgは3%。rは債券4%・株7%。
・S&P500の過去50年の平均リターンは10%。
・資産1億円あればS&P500を持ってるだけで生きて行ける。

(2)投資
・多くの米国株ETFは長期で持てば勝てる。売った者だけが負ける。
・初心者が買うべきはVOO(S&P500)とQQQ(NASDAQ)。
・コア(指数)8・サテライト(個別株)2。サテライト(個別)は単なる遊びに過ぎない。
・決算書を読んでも分かった気になるだけ。結局投資には役に立たない。
・いつが底かなんて誰にも分からない。下がった時に分散して買うだけ。
・信用・レバレッジをやらなければ、暴落が来ても逃げる必要はない。
・日本株は、売上のうち海外比率が5割以上あるものが望ましい。

(3)仕事
・今の仕事が嫌になった時に直ぐに辞められる程度の資産は構築しておく。嫌で仕方ないけどしがみつく人生は地獄。
・効率的に労働所得を上げるには転職が一番。頑張って昇進しても限界あり。
・暗記する勉強は誰かに伝えるためのものに過ぎない。自分の分析力が上がる訳ではない。

(4)その他全般
・幸福とは過去より今、今より未来の方が良くなっていると感じられること。
・個人投資家にありがちな姿は、投資全力のミニマリスト。
・できるだけ利益確定はせず、投資に伴う税金をミニマム化する。
・歩くか走って痩せる。それで健康診断の数値は大体改善する。
・付き合う相手で本当に大事なのはトラブったときにどう対応するかの相性。大事なのは背中を預けられる人・自分の短所を補える人。

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